4/26/2014

Hi! Mr.Gentlemen!!

ジャケットスタイル。
僕は高校生の頃から憧れている。

当時ふと見た「The Sartorialist」。
世界的なPhotographerであるSchott Schumanによって撮られた
その写真集は、
当時も、そして今なお見るたびに僕の心を躍らせる。

そこに載っているスタイルの数々は
ジャケットスタイルが多く、
それを見事に着こなす人々はダンディーでクールでセクシーで、
言葉ではうまく言い表せられないほどスタイリッシュ。

それゆえ、僕はジャケットを着こなす男に憧れ、
彼らのスタイルが大好きなのであります。

さて、そんな今回は、ジャケットを見事に着こなす2人にCHUMOKU.



今回ハントさせて頂いたのは(左)ユウイチロウさんと(右)たけぽんさん。
彼らは普段からファッション談義に花を咲かせる仲良し2人組。



まずは彼、ユウイチロウさんから。
彼の着けているアイウェアは "THOM BROWN" の日本未発売モデル。
その斬新なデザイン・色味に僕は終始興奮気味。


そしてまたもや "THOM BROWN" のジャケットに
"Acne" のシルバーショーツを併せて。
胸に挿したチーフの形や、ネクタイのサブマリン柄という遊び心に
彼のセンスが伺える。


「これめっちゃ色んな服に合うし使い勝手ええねん。」
そんな彼のシューズはChurch's。
シルバーにチェックという装い。
その色味、併せのバランスに、撮影中目を奪われっぱなしで。


そして彼、たけぽんさんは "Adam Et Rope" のオーダーセットアップに
"Shwood" のアイウェアを。

「今日な、白シャツにしよか迷ててんけど、やっぱ攻めの姿勢大事やん?」
という彼は、
チェックonチェックという涼しげなスタイルで。


攻めのチェックをキュッと引き締めるように、
その鋭い光沢を帯びたネイビーのシルクタイは
首元を包み込んで。
 


足元には "THOM BROWN" のウィングチップを。
細部にまで徹底した素敵なスタイル。
撮影、ありがとうございました。


ふたりのように、自分の体、シルエットに合う服を選ぶ能力は
一朝一夕で得られるようなものではない。

シャツとネクタイ、そしてジャケット。
ジャケットスタイルをする上では、全てのバランスが整わないと、
僕の思う心が「ハッ」っとする雰囲気には成し得ないのだ。

会話をする上で感じる、彼らの持つ、自身の追い求めるスタイルに対する
知識というバックグラウンド。
心から尊敬してやまない。

撮影を終えたあと、彼らとしばしのファッション談義。
そのときに感じた、彼らの「ファッション」に対する愛。

各々で表現したいフィールドは違うけれど、
ファッションに対する思い、そして将来への展望は
みな情熱に溢れ、覚悟を持っていて。

そんな彼らとの会話に、また僕は刺激され、
 「スナップ」 というフィールドで、
僕らしく表現を続けていきたいと改めて思った。






本当に楽しい撮影だったなぁー。


4/23/2014

Wearing Black.


僕は黒い装いをしている人に、ときどき近づきにくさを覚えていた。
僕にとって純粋な白と黒は、様々な色の中でも最も迫力があり、優しさや暖かさを感じない
恐怖や不安に似たものを本能的に感じる色であるからだ。

そのために、僕は「やっぱり黒っぽい服装の人無愛想そうで苦手やなー。」と
常々思っていたわけで。

しかし今回のスナップを通して、そんなのは僕の勝手な思い込みだと改めて気づいた。
何を着ようがその人はその人だし、
白も黒も組み合わせ次第で恐怖や不安といったイメージは一気に消え去るのであると。

さて、そんな今回は、黒のパンツにコーチジャケットという
ストリートスタイルの彼にCHUMOKU.
 

彼は僕が勝手に"師匠"と呼んでいる大学の先輩、音吉さんのご友人。
ビンテージ×ハイブランドの組み合わせをよくされている。

 
カレッジリングにビンテージリング、ハイブランドのリング(名前を忘れてしまいましたすみません)と
その組み合わせが絶妙。

リストバンドは今季のY-3。
2つを組み合わせると「Hi!」という字になるらしく、
スタイルの中に遊び心も利いていて。
 

こちらもハイブランド(また名前忘れてもた。)のスウェットとCDGのコーチジャケット。
インナーに色味が加わっていて、それにより黒の圧迫感がほどよく緩和されていた。
腰に下げた"UNDERCOVER"がまたアクセントになって。


 



 「Jiedaのパンツってかぶるじゃないですか?それが嫌なので。笑」
という彼が履くのはKENZO。
赤のALL STARとの合わせが個人的にすごく好きです。

バックパックも古着のもの。
CDGという文字がちらっと見えるこの背中の感じがたまらなく好きで。
「男は背中で語る。」 まさにその通りやなぁ。と彼を撮っていて感じた。


本当に素敵な笑顔。
ありがとうございました。

僕が最初に抱いていた「黒い装いをする人」へのイメージ。
それが払拭されるのに、彼のこの素敵な笑顔が十分な理由であった。

スナップを終えたあと
「がんばってねー!!」と腕をガシッと掴んでくれて、
その瞬間に
「あぁ、こんな素敵な人がいるのにそんなこと考えてる自分がバカだった。」
と素直に感じた。
彼のような笑顔が、人が素敵な方をもっともっと撮るために、
これからもスナップを続けていきたいなーと感じたのでした。
あ、あと、ブランドとか忘れないためにアンケート用紙も作っとかないと。笑

4/20/2014

Chilled out at Yamadaike-park.

休日の過ごし方は、本当に人それぞれだ。
一日中家にいてゴロゴロするのが好き、っていう人もいるし、
近所を散歩するのが好きって人もいたり、
登山に行くのが好き、って人もいたり。

そんななかで、僕が一番大好きな休日の過ごし方。
それは 「とりあえず外に出る」 ということだ。

やっぱり外には色々な情報が飛び交っているし、
歩くと新たな発見があって楽しいしね。

そして今日、僕は友達とともに大好きな外へと
「ピクニック」に行ってきたのであるが、
今回はその際に一緒にいた友達にCHUMOKU. 

 

 
 


 

 
彼女の大好きな国、フィンランドの、
大好きなブランド、"marimekko"の古着ワンピース。
彼女はそこにデニムジャケットをチョイス。
 

シューズは"FABIO"。
「見てみて!これな、ソールがコルクになってんねん!」
そういう彼女は、少女のように楽しそうに笑っていて。


 「このバッグはな、60年物やねんで!」
そんなおばあちゃんからのお下がりのレザーショルダーには、絶妙なくたりがあった。


今回僕がなぜ彼女のスタイルに目を奪われたのか。
それは「彼女らしさ」がはっきりスタイルに現れているから。

僕は、ハイブランドで固めたようなスタイルだけに注目してしまうわけではなく、
着ている本人のキャラクターや性格が現れたようなスタイルも大好きなため、
しばしば目を奪われる。

それは、彼らが自分自身の好き嫌いをよく理解していて、
長年好きなものを着続けることによって培ったファッションをしているからだと思う。
 
 
そんな彼女はこれから、オーストラリアに1年間留学にいく。
それは、長い長いピクニック。
準備をして、外で目一杯楽しみ、そこには新たな発見があって。
そういう点で、留学とピクニックという2つのものは似ているように思う。(僕だけ?)
 

海外で自分を改めて見つめ直した彼女は、1年後、いったいどんなスタイルを僕に魅せてくれるのであろうか。
そんな彼女に感化され、僕自身、これからも自分自身のスタイルを見つけられるように
自分にCHUMOKU.していきたいと思った。
 
海外でもぜひ、はなえらしいスタイルを貫いて。
そう願いながら、僕は今回のスナップを終えた。
 



 

4/18/2014

Stylish Beautician at KGU.

初めてお世話になる美容師さんと話すとき、僕はいつもこんな話をする。
「ははは!あ、てかどこで服買います?」

これだ。これこそが一崎必殺の「どこで服買います?」作戦である。
これをすることで話を広げることができるし、
実際美容師さんはおしゃれに敏感なので
自分が行ったことのないおしゃれな服屋さんの情報を知ることができるのだ。
もしCHUMOKU.をご覧になっている方のなかで、
いつも「なに話そうかなー...。」と悩まれている方がいれば、
ぜひ「どこで服買います?」作戦を実行してみればいかがであろうか。
 

さて、今回はそんなオシャレ美容師(スタイリスト)さんと、
その同僚の方にCHUMOKU.
 

まずはスーベニアジャケットを着こなす彼から。


彼のジャケットはビンテージらしく、
その存在感に今回は目を奪われた。
短めの着丈を、インナーの絶妙なサイズ感で
バランスよく収めている。



 




こだわりのスーベニアジャケットの刺繍はさすがとしかいいようのない渋さ。
現行で販売されているジャケットにはないくたりや味が、僕の服欲を激しくくすぐりました。
 
 
「アメ村近辺ならキメラとかカオスによく行きます。
中崎町ならゴッファとかですかね。」
という彼。

そういえば以前、第10回記念の際に撮影した僕の友達も常連であるFethers goffa。
あのお店の大阪メンズファッションに与えている影響力を、今回の撮影で改めて再認識した。
 
 



そんな彼と一緒に撮影させて頂いた美容師2年目の彼女。

 

足元にはオニツカタイガーのスニーカーをチョイス。
ここ数年スニーカー女子の増加が著しいが、
"NB" などではなく、オニツカタイガーなどといった一味違うスニーカーをチョイスしてくる女性は
おしゃれだなぁ~。と個人的に感じるわけであります。


「ポイントですか!? ポイント.....
あ、じゃあこのジャケットですかね! 笑」
という彼女の羽織っているのは古着のデニムジャケット。
パンツとアウターをデニムで合わせてセットアップ風に。
 
 
 
KANGOLのベレーがとてもお似合いでした。

そんな彼らのいるヘアサロン "face"。
 今回撮影させて頂いた 塚本さん のセンスに、
あなたもぜひお任せしてみてはいかがであろうか。

ちなみにホームページには上記の"face"をクリックして頂ければとぶことができるので、
ぜひお店の雰囲気を感じてほしい。


 
やっぱり何度撮っていても思うけれど、
彼や彼女みたく笑顔が素敵だったり、おしゃれな人を撮らせていただくと
素直に幸せな気分になる。
撮影しているこちらも撮り心地?がすごく良いのである。
 
 
美容師の方を撮るのは今回で2回目だが、
彼らは本当におしゃれだし、笑顔が素敵だなといつも感じる。

そしてそんなとき、改めて思うのである。
やはり 「好きなこと」 を仕事にしている人の笑顔は、すごく輝いていると。
 

4/15/2014

Stylish foreigners in Japan "vol.2"

 
前回、念願の大阪駅でスナップさせていただいた方から始まった
"Stylish foreigners in Japan" シリーズ。
vol.1は大阪芸術大学に通う留学生を撮らせて頂いた。

そして今回 vol.2 は、京都に観光に訪れていた外国人の方にCHUMOKU.
 


彼女と京都に観光に来ていた、笑顔の素敵な彼。
「観光だから普段よりオシャレ出来てないんだ。恥ずかしいよ。」



そんな彼が履いていたのはVans。
どこかとのコラボだと思うが、詳細は聞けずじまい。
つめが甘くてすみません。



そして今回、スタイルの中で一番目をひいたのは
彼がかぶっていた (Diamond Supply Co.) のジェットキャップ。
僕自身実物を見たことがなく、
今回初めて見たっていうのもあるけれど、
やっぱりスケータールックの外人さんはかっこいいなと改めて思った。


彼女さんとの一枚。
撮らせてくれてありがとうね!


2回にわたって続いた(2回しか?笑)外人さんシリーズ。
これからは、アイテムに的をしぼったシリーズなどもやっていこうかなと検討中。
そのために、もっとスナップ回数を増やすことになるので
これからもより多くのStylishな方々にCHUMOKUできるよう精進していきたいと思います。

次回はビンテージのスーベニアジャケットをさらりと着こなした美容師(スタイリスト)の方と、
その同僚の方にCHUMOKU.

第2回目となる美容師さんのスナップだったが、
やはり美容業界の方々はみなさん本当にオシャレだなぁ。と
改めて感じました。

あ、美容師さん特集もありだな...。笑

4/13/2014

Stylish foreigners in Japan "vol.1".

スナップをしていて、個人的に「撮りたい場所」というのがあった。

ロンドンの街角、アメリカのストリート、原宿の裏路地.....
もちろんそういったところで撮りたいのは山々である。
しかし貧乏学生の僕が手頃に行けるわけもなく、
もっと身近な場所で面白いところはないかと考えていた。
 
そんなとき思いついたのが 「駅のホーム」 だ。
実際、駅にはふと目が行くほどおしゃれな人が多くいるし、
急いでいるかもしれない彼らに声をかけるのはある種の個人的挑戦にもなると考えたためである。

さて、そんな今回は vol. 1,2 と分けて外人さんのスナップを紹介したい。
vol. 1 は念願のJR大阪駅で。全く系統の違う3人の留学生にCHUMOKU.





 

「これから学校に行くんだよ。」
という彼らは大阪芸術大学に通う留学生。
今回は3人だったので、個々でのスナップも。
 
 
CAMO柄を見事に着こなす彼。
このセットアップ?は外国の方ならではかも。(ダジャレじゃないです。)
 


最初に彼らにCHUMOKUした理由のひとつに、
彼の靴が (GOLDEN GOOSE) に見えたから、というのがある。
「こんな色のGOOSEあるん!?しかも外人さんが!?これはっ!!!」
と思い近づいたら、なんと (A BATHING APE) 。
「あ、APEですか。」と同じような星柄を使っている両者のマークにまんまと引っかかったわけで。(単純に目の悪い僕のせいですすみません。)





シンプルな彼は「日本で買ったんだ。」というスウェットに白のALL STARをチョイス。
彼を撮っているときに、
彼のようなさっぱりとした顔つきの外人さんにモデルになってもらい、
(APC) や (YAECA) などといったシンプル目なデザイナーズを着せて撮影するのもおもしろいかも。とふと思った。
今後はそういったスナップ以外のことにも挑戦していきたい。




そして最後に彼。
(Dr.Martens) の定番の3ホールにデザインTシャツ、そこにハットという
外人さんにとても似合いそうなBritish style.
「ベルトと靴の色を合わせててさ。ここがポイントなんだ。」
と流暢な日本語で説明していただきました。

たとえ服の趣味は違っても、
フィーリングの合った友達の彼らは
すごく楽しそうに学校へと向かって行きました。

彼らの美大での日々とは一体どんなものなのだろう...。
僕の想像は膨らむばかりなのでした。

4/10/2014

Casual Casual Casual !!!

「カジュアル」というファッションスタイルは、本当に様々な分野の
基礎、基本の上に成り立つものであるとおもう。

加えて、「カジュアルに着崩す」ということは、アウトドア系やハイブランドなど、
様々な系統のベーシックを知り、
マスターしてからやっと一人前にできる上級テクニックだと僕は思う。
そういう意味で、カジュアルファッションというのは本当に経験値がものをいうジャンルである。

そんなスタイルにおける、オシャレな人の着こなし術は
日々何をどう組み合わせて着ようかという試行錯誤を繰り返し、
経験値を積み重ねた末の努力の賜物なのである。

そして、その経験値が高ければ高い人ほど、
本当の「カジュアルな着こなし」というものができる。

そこで今回は、凄まじい経験値をお持ちの大先輩にCHUMOKU.

いつもお世話になっております、サークルの先輩 ずーみーさん。
僕が通っている関西外大のオシャレさんや
関西の服好きの方でご存知の人も多いのでは。



大阪は心斎橋のBEAMSで働いておられるずーみーさん。
BARBARIANのラガーシャツの着こなしは、圧巻の一言。
BEAMS別注のスプリングコートには花柄の花形ブローチでアクセントを。


G-SHOCKとリングのバランスもさすが。

靴下には、僕の働くSHIPSで購入して頂いたROSTER SOXを。
Jack Purcell ロゴとの色味の合わせが利いていて、これには靴下クラブ会員を自称する
僕の視線は釘付けにされました。

一見シンプルに見える服装である。
しかし、Jack Purcellはスリッポンタイプだったり、
パンツの丈も絶妙な長さだったりと
随所にこだわりが見えるスタイル。

このレベルのものに行き着くのは本当に難しく、
何度も言うが経験値がないとここまでのまとまりは到底出せないだろう。

「ほんまBEAMSの店員って感じやなー!でも、ここまで来るのにほんまに色んな服着まくったし、
それがないと今の感じには出来てへんやろな。」

彼の言ったその言葉のなかには、僕の想像なんてはるかに超えるほどの
時間やお金が詰まっている。
それだけ彼にとって「服」というものは、
生きがいであり、人生をより良くするための大切な要素の1つなのだとおもう。



最後に、撮影させていただく前の一枚。
「よくインソール入れるねん!これで元のインソールの減りも抑えられるしな。」

そう言っていた彼の周りで、僕たち後輩一同は
へぇー!という驚きと、なぜかMIZUNOのインソールだったことが
ツボに入り、
お昼休みは笑顔に包まれたのでした。


後ろのこうちゃん、オネムだったのかな?


4/09/2014

New semester started!

遂に始まりました、新学期。
僕にとって今年は3回生という大学生活の折り返し地点に立ったわけで、
日々時間の経つ早さを痛感しているわけであります。

さて、新しい学期が始まったということは、
新しい季節もやってきたということであります。
CHUMOKU.をご覧の方の中には、すでに夏物の準備をしている方も多いことかと思います。

そんな今回は、僕の友達の留学生にCHUMOKU.
 
 
彼女はMatilda.
2回生のときからの友達で、いつもスニーカーを履いているおしゃれな彼女。
母国のイギリスでは、いつも古着屋さんでよく買い物をするそう。
 



 
「中国で買ったのだけれど、本物かよくわからないの。笑」
というそのAirmaxにはヒョウ柄が。
 
 
 
笑顔が素敵な彼女。
メランジェニットも春らしく、抜群にお似合いでした。
 


腰に巻いたLevi'sのシャツは、風になびいて綺麗でした。
帰り道に撮らせてくれてありがとうね!

ブログをご覧のみなさんはどんな春物を着ていますか?
暑い日が続いたと思ったら、急に肌寒くなったり。
そんなわがままな天候でも、少しでもおしゃれに乗り切りたいなぁ、と
日々試行錯誤することもおおいのでは。

そんな方々にCHUMOKU.できるよう
日々外大を徘徊する僕なのでした。