10/08/2014

Night Encounter.

日本において、ハイブランドのアイテムを本当に着こなせている若者は、
どれくらいいるのであろうか?

カジュアルブランドを扱うセレクトショップが反響を得る今、
あえてそれらを選ぶ若者も少なく感じる。


ハイブランドの作り出すプロダクトの持つ特徴的なシルエットや、端正な作り、
着るたびに起こる胸の高揚。
肌を通して得られるそれらのものは
大量生産品と大きく異なる。


しかし、そのぶん着こなすことは難しく、
「着られている」人を多く見受ける。


今回はそんなハイブランドを着こなす彼にCHUMOKU.


 





LANVINのコートにMaison Kitsuneのショーツ
アイウェアにはTOM FORD〉。

これだけのアイテムを一度に身につけてもなお
服に着られることはなく、
逆に彼の魅力を引立てるひとつの要素として働いている。

なぜここまでハイブランドに身を包まれても
着られることがないのか。

そこには彼の持つ、ブランドに対する圧倒的な理解と
自己の解釈が大きく由来していた。


撮影させていただく前に少しお話をさせていただいたのだが、
ファッション談義の合間に垣間見える彼の知識量は
僕のそれをはるかに上回るものであった。

それはファッションに限らず様々な分野に及び、
なぜ着られないのかを僕は身を持って体感した。




素敵な笑顔を見せてくれた海人さん。
気さくな彼の魅せるスタイルは、いつも僕の想像を超えていく。





撮影を終えると、〈CELINE〉のPhantomを手に、
共に難波をあとにした。




※定期的な更新ができず、楽しみにして頂いた方々、大変申し訳ありませんでした。
次回からのCHUMOKU.もぜひご期待下さい。

 

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